夢の中で夢を見続ける少年ポムスク (創作小話です)

夢の中で夢を見続ける少年ポムスク (創作小話です)

どもーサムハンキンポーです~。
今日は創作小話を書いてみました~。
ポムスク君という少年が登場します。
とある街でネコに出会いますが、皆さんの周りにもネコはいます。
気付いていない方は 意識してみてください。
色んなヒントを伝えてくれてますよ。

ではでは~。

ジンバブエ共和国の民であるポムクスはある日夢をみました
ポムスクには好きな女の子がいるのですが その子の夢をみたのです

その子を連れて旅に出ていました
何故か女の子をおんぶして見知らぬ土地を目指していました

するといつの間にか目の前に見知らぬ街があったのです

そこは来たことがない土地で ネコが沢山いました
ネコ達は二足歩行で歩き 人間の言葉を喋っているのです
その中にも人間の姿はちらほらいて 仲良くお喋りしていました

この光景が珍しかったポムスクと女の子は 顔を見合わせて笑いました

笑っている二人の元に一人のネコがやってきて
「やぁ 旅の者だね この街にくるなんて珍しいこともあるものだ」
と声をかけてきました

ポムスクはおぶっている女の子を降ろすと そのネコと握手をしました
肉球がついた手で柔らかく 音が鳴るんじゃないかと 思ったくらいでした

ポムスクはこの街に宿はあるかと尋ねました

するとネコはにっこり笑って
「あぁ ここを真っ直ぐ進むと中央広場に出るから そこを右に進むと宿があるよ」
と指を指して宿がある方向を教えてくれました

ポムスクは礼を言うと宿に向かって進み始めました
街は賑わっていて 人とネコが沢山いました
ポムスクは周りの建物を眺めながら 感心していたのです

そして中央広場に着きました
中心には小さな噴水があり そこに小さな女の子の銅像が立っていました
ポムスクは好きな子に似ているなぁと思って そのことを女の子に伝えようとしました

しかし女の子はどこにもいませんでした

ポムスクは噴水の周りをぐるっと見渡しますが 女の子はどこにもいません
いるのは街の人間とネコ達だけです

ポムスクは急に不安になり 女の子を探すため 来た道を引き返しました
急ぎ足で人間とネコの間を通り 女の子の名前を呼び続けました

しかしどんなに呼んでも女の子は出てくるわけもなく ポムスクは段々焦りを覚えました

ついに街の入り口まで来ても 女の子は見つかりませんでした
ポムスクは悲しくなり 静かに涙を流しました

好きな子は自分のことを嫌いになってしまったのだろうかと
それともこの街が怖くなり 黙って逃げ出したのかと
泣きながら考えを巡らしていました

すると泣いてるポムスクの元に さっき会って会話をしたネコがやってきました

「どうしたんだい?何故泣いているの?」
と困った顔をして尋ねてきました

ポムスクは さっきまで一緒だった女の子がいなくなったことを伝えます
それを聞いたネコは難しい顔をして 考えていました

「もしかするとシーザー様の仕業かもしれない」
とネコは言いますが ポムスクはよくわからず首をかしげました

「シーザー様はこの街を守る精霊さまなのだよ シーザー様は余所者にすごく用心深いそうなんだ」
そう言って 言葉を選ぶようにゆっくりと そう呟いた

「 もしかしたらシーザー様が彼女に対して 危険を感じたのかもしれない」

ポムスクは困ってしまい どうしたらいいのかを聞いた

ネコは遠くを見ながら言う

「シーザー様は相手の心のそこにあるものを見ることができるんだ もしそこにあるものが危険なものだと判断した場合 病棟に連れていってしまう」

一息ついて続ける

「ただ病棟と言ったけど そんな建物を見たものは誰一人いないんだ 連れていかれた身内の人に安心させる為に 神父様が言っただけなのかもしれない」

そこまで言い終えるとポムスクを見つめて目を細めた そして意を決したように告げる

「君は夢の中から この現実にやってきた 夢と現実は時間差でリンクする もし可能性があるなら まだ君の夢の中とリンクされてないはずだ だとしたら君は夢の中で 今の現実とリンクする前に彼女を見つけなくちゃならない」

ネコは続ける

「 だけど夢の中にいる彼女は 君がどうしても許せない部分を沢山持っている 沢山だよ 君はきっと彼女のことを嫌になってしまうだろう だけどそれを許せたら君は彼女を助けることができるはずだ」

そこまで聞いたポムスクは考えた
自分が彼女の許せない部分を許すことができるのだろうか?
許せず嫌いになってしまったら彼女はどうなってしまうのだろうか?

そんな疑問に対し それを聞いていたかのようにネコが尋ねる

「君は彼女のことが好きなのかい? 」

ポムスクは頷く

「それなら君は彼女を許すことができるよ そして君は試練をクリアできるんだ 彼女はきっと喜んでくれるよ」
そう言ってネコはにっこり笑った

ポムスクはここは夢の中ではないのかと聞いた
ネコは笑って答える

「違うよ ここはあくまで君にとって現実の世界さ そして君達は普段 夢を見ながら生きてるんだ だから君が長く滞在している世界は夢の中というわけなんだよ ちなみにここは君がつくったものだからね 僕も含めて」

ポムスクは何も答えられず 困ってしまった

「まぁそんなに難しく考えなくていいよ それより夢の中に戻る方法を教えるね」
そう言ってネコはまた街の方に向き直り指を指した

「さっき君達に教えた宿屋に行くんだ そして寝るんだ それだけだよ それで夢の中に戻れるから」
ネコは そう言うと中央広場とは違う方向に去っていった

ポムスクは心の中でネコにお礼を言うと 走って宿に向かった

怖いけど宿に行って寝ようと思った
許せない部分を持った彼女と会うのが怖かったけど それでも夢の中に戻ろうと決意した

失望しても彼女を好きなら大丈夫な気がした
ネコは自分に言ってくれた

「君は彼女を許すことができるよ」

だから走り続けた

さっきはすぐ着いたと思った噴水までの道のりが遠く感じた
それでも走り続けた
息が苦しくなってきて 段々よくわからなくなってきた

ネコは言った
「君は彼女のことが好きなのかい?」

ポムスクは夢中で走った

ようやく噴水のところに着いた
ポムスクは呼吸を整えるため 少し休んだ

ふと噴水のところにいた女の子を見た
女の子は嬉しそうに笑っていた

ポムスクはにっこり笑って言った
「今から試練をクリアしてくるよ そしてここに戻ってきたら 一緒になろう」

そしてポムスクは宿に向かった

銅像の女の子はずっと嬉しそうに笑っていた

とりま以上で

はい。

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