隣村の娘達~ウェディングハント~ (創作小話です)

隣村の娘達~ウェディングハント~ (創作小話です)

どもーサムハンキンポーです~。
今日は久しぶりに創作小話を書きましたが、やっぱり楽しいですね♪
現代でもこういったことってあるのではないでしょうか。
まぁ戦いでありますからねぇ。
しかし、向かない人は色々な方法がありますから大丈夫ですよ。

ではでは~。

ジョン・バリウムは鏡の前で歯を磨いている
あまりにも勢いよくブラッシングするもんだから 泡となった歯みがき粉が鏡に飛び散ってしまう
そんなことに気にもとめず 急いでうがいを済ませると そのまま玄関に向かい靴を履く

そんな時に玄関の扉が開いた

「やあやあ。畑作業が早く終わったもんでね。ちょっと早めに来ちゃったよ。」


「いえ、かまいませんよ。ちょうどそちらに向かおうとしていたので。」

それは良かったと笑顔で答えた彼の名はミリガン・メッセンジャー
村一番の大男で 怪力の持ち主だ
そんなミリガンとジョンはひょんなことから仲良くなったのだが そこから行動を共にするようになった

そのきっかけとは花嫁探しだ

隣の村と合同で年に二回のペースで開催されている
「ウェディングハント~村の存亡をかけた戦い~」というふざけたネーミングのイベントがあり
そこでお互い戦いに敗れた者同士として意気投合したわけだ

毎回参加している二人だが連敗が止まらない

これが野球選手ならば二軍どころか戦力外通告が出ているだろう
しかし幸運なことに野球選手ではないから彼らには関係ないし問題ない

問題があるとすれば女性の前では上手く喋ることができないことだ

いざ二人きりになっても口ごもったり 噛みまくったりして呆れてしまうくらいだ

ジョンは見た目は悪くないのだが言葉が詰まってしまう
「あああああああの、よよよよ良かったら、おはし、お話ししませんか?」となる
相手の女性に引かれてしまい そこから上手く声をかけられなくなった

ミリガンにいたっては見た目とギャップのある声をしているが 何故か声が高く早口である
そのため電話に出ると決まって女性と間違われる
初対面の女性と話した時に相手が吹き出してしまい それがきっかけで話すのが怖くなってしまった

賑わっているイベントの中に 一人ぼっちでいたジョンにミリガンが声をかけたのが始まりだ
お互い悩みを打ち明けると 立場は違えど気持ちを理解することができたので すぐに親友になった

そんな二人が会場に着くとすでに賑わいを見せていた
入り口の方で五人の老人がいた
番号が書かれた手作りのキルトのワッペンを渡しながら激励の言葉を贈っている

「おまえさん、男前じゃないか!変な女に引っ掛かるなよ!ヒヒヒ」

「おいおい、髪がぼさぼさだぞ。 うちの村の娘達が見たらひどく文句を言うかもしれん。この椿油を使え。」

「ほぅ。今日が初めてか。健闘を祈る!なあに、戦と変わらんから問題ないわ。」

甲斐甲斐しく男達の身支度をチェックし ワッペンをつけていく老人達は隣村の者である
反対側の入り口ではジョンとミリガンの村の老婆が 隣村の娘達の世話をしているわけだ

年齢が十五になるとこのイベントに参加ができる
お互いの同意が確認できると娘は隣村の男と結婚を前提に交際することになる
そのままゴールインすれば女は隣村に嫁いでいくという流れだ

ちなみに年に二回開催されているが 二回目は男女が入れ替わる
つまりジョンの村の女達と隣村の男達が会うわけだ

掟で村内での結婚が禁じられている

理由は昔 親族同士での結婚が当たり前とされていたが 産まれた子供が元気に育たず早くに亡くなってしまう ということが多々あった

村長は血縁関係がある者同士に問題がある考え焦点を当てると
隣村の村長と会談を設けるが隣村でも同じようなことがあると知った
すぐに新しい掟を作るとその代替えとして 隣村の人間と結婚をさせる為に定期的な催しをすることになったのだ

現在 少しずつではあるが 元気で丈夫な子が増えてきているようだ

ミリガンはすでに緊張していた
それに気付いた老人がワッペンを付けながら笑う

「武者震いか。がはは!いいねえ、まぁ気楽にいきな!上手くいくさ!」

「あ、ありがとうございます。」

バシバシ背中を叩かれるミリガンは苦笑いをしながら答えるが あまり耳に入っていないようだ
そんな彼を横目で気にしながらジョンも段々と不安になった

果たして今回こそは上手くいくのだろうか?
またろくに話もできず終わってしまうのではないか?

そんなふうにマイナスなイメージがどんどん大きくなっていた時に 横から威勢の良い声が聞こえた

「おいおいおーい!じいさーん、早くしてくれよー!女の子が逃げちゃうよー」
「・・・うるさいぞゼエム。大人しくしろ」
「うひゃひゃひゃ!ジルがお怒りだぞぉ。ゼエムも懲りないねぇ!」

若い三人組の雰囲気に対して 周りの男達がうんざりした様子で肩を竦めていた

ジョンとミリガンも溜め息をついて苦笑する

「今回もジル達はもたなかったんだね。」
「そうみたいですね。毎回、美しい娘と一緒になっているのに。はあ、羨ましいですよ。」
「ははっ。まぁ彼らは三人ともカッコイイし、モテるからねぇ。何より皆父親が高い階級の人間だからね。」
「確かに。隣村の娘達もちゃんと情報は入れて来ていますからね。前々回は特にすごいことになりましたね。」

前々回のウェディングハントでは隣村の娘達の半分以上が あの三人組に群がるような形になった
リーダーのジルに 喧嘩っ早いゼエム そしてお調子者のスタンリー
端整な顔立ちにスタイルも良く 父親がそれぞれ村長の側近であり いずれは跡を継ぐために父親の部下に学んでいる
当然だがお互いの村の娘達は地位の高い男と結婚をしたいと考えているわけだが
ジョンの村の中でもトップを争うイケメン三人組でもあるので 人気は高い

「本当にスゴかったね。あの光景は驚いたよ。今回も狙っている娘は多いだろうねぇ。」
「ミリガンさんは呑気ですね。女性の数が減るということは、その分厳しくなるんですよ?」
「まぁそうかもしれないけどさぁ。仕方ないことでもあるから・・。とりあえず頑張ろうよ。」

ミリガンの言葉に頷くも ジョンの表情は険しかった

そしていよいよウェディングハントが始まるのであった

つづく

さあーて次回のサザエさん隣村の娘達は?

花沢でぇ~す
類じゃないから
花よりカツオだから

分かってんのあんた?

背負い投げ~
からの不動産投資~

それにしてもすごい村ね
まぁあたしならジルとかいうボーヤを簡単に落とせるけどね
あ カツオ君にはショナイね?めーよ?

さて次回はスゴいことになってるわよ

イケメン三人組がハーレム状態で恐ろしいことになってるし
ジョンは相変わらず吃りまくって噛み噛みだし
大きな身体のミリガンは高い声で早口になって声楽の先生からスカウトきちゃうし

一体二人は女の子とくっつくことはできるのかしら

本当にヤバみだからね?

あーんアタシもカツオ君と結婚した~いっ
そして父ちゃんが最近購入した新築マンションに一緒に住みたーいっ
後は惰性でいいから暮らした~いっ

次回

「ジョンとミリガン安定のぼっち!?そして村の陰謀とは!?」

の一本です

さあ~て次回もご覧下さいね~
じゃん けん ぽん♪

うひゅひゅひゅひゅ~

はい。

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