ジョンとミリガン安定のぼっち!?そして村の陰謀とは!? 前回の続きです

ジョンとミリガン安定のぼっち!?そして村の陰謀とは!? 前回の続きです

どもーサムハンキンポーです~。
予想はしてましたが、長くなりそうです。
ご了承下さいませ。

今日もファンブログから記事を載せます。

ではでは~。

パンパカパーンパンパンパンパンパカパーン♪

「はぁい、それではウェディングハントを始めまーす。お好きにどうぞ~ヒヒヒ。」

間の抜けたアナウンスが終わると男達が一斉に隣村の娘達のところへ駆けてく

女性達も一点を絞り そこに向かって走り出した
そう お目当ては村の有力者の子息である ジルとゼエムとスタンリーの三人組だった

彼らは呑気に喋っており 動く気配がない
待っていれば女性達が来てくれると分かっているのである

他の男達はそのことを計算に入れているので 走ってくる女の子に声をかけて止めようとする
中には立ち止まり 喋り始める者もいるが 大体は無視されて通りすぎていく娘が多かった

その様子を眺めていたジョンとミリガンは圧倒されていて 動けなかった

「今回もスゴいことになってますね。」
「うん。これは今回も厳しいかなぁ。」

呟くように返事をするミリガンの目には恐怖が宿っていた
それを感じ取ったジョンも不安と焦りに駆られる

遠目から見ると本当の戦のようだ
そしてついに女性の集団がジル達を捉えた

「ねぇジル!アナタのために首飾りを作ったの!受け取ってよ!」
「ゼエム~。二人きりで話さな~い?」
「おいスタンリー!私の下僕になれ。」

皆それぞれが言葉を投げかけアピールをする
デパート売り場の主婦達を想像してもらえれば分かりやすいかもしれない
欲しいものを手に入れるかのごとく娘達は押し合い 揉みくちゃになって騒いでいる

呆気にとられているジョンとミリガンだったが そこに二人組の女の子が声をかけてきた

「あんたら見ない顔だね。今日が初めて?」

話しかけた方は長いブロンドヘアーで 背が高く170㎝近くありジョンと変わらない 目と眉毛がハッキリとしており意志の強さを感じる
一方の女性は顔立ちが幼く見えるが 目尻に小さなシワが見えるので ブロンドヘアーの女性と年齢は変わらないのだろう ブラウンの綺麗な髪を後ろで束ねている

驚いたジョンとミリガンは顔を見合わせた後 首を横に振る

「あら、そうなの?あたしら何度もこのイベントに参加しているんだけど、ある程度の男は把握してるからさ。てっきりね。」

快活に話す女性に対し オドオドして笑顔でいるが まともに返事ができない状態だった
女性側も不思議に思ったのか質問する

「ねえ、アナタ達さっきからずっとだんまりだけど、どうしたの?下痢でもしてるの?」

女性の口からそんな言葉が出ると思っていなかったのか ミリガンは咳き込んだ
そのミリガンを見て女性二人は笑う
ジョンは何とか返事をしようと頑張って口を開く

「あああああ、あの、ななぜ、僕らに?」

今度はブロンドヘアーの女性がブラウンのポニーテールの女性と顔を見合わせると 二人とも笑った

「アハハハハ!落ち着きなよ。取って食ったりしないから。アナタ達二人だけポツンとしてたから気になっただけよ。」
「そそそそそうでしゅか。ありがとうございましゅ。」
「アナタ、かなり噛むわね。舌が長いのかしら。ねぇ名前は?あたしベルよ。こっちはジェニファー。」

紹介されたブラウンのポニーテールの女性も挨拶する
「よろしくね。」
「あ、どどどども。ぼぼぼくはジョンです。こちらぎゃ、ミリガンさんでしゅ。」

ミリガンも勢いよく頭を下げる
「はじめまして!ミリガンです!よろしく!」

早口ながらも高いトーンの声にベルとジェニファーは驚く

「ミリガンはすごく声が高いのね!ビックリしたわ!ギャップがすごいけど面白いわね。」

ジョンとミリガンは自分の欠点に対して初めて引かれず受け入れてもらえたので 嬉しくなった
そしてお互い自己紹介をしているところに声がかかる

「おい、俺達も混ぜてくれよ。君達のことが気になってたんだ。」

そう言うやいなや 男達四人がジョンを押し退け よろけたところをミリガンが支えた

「ちょっと何なのよ。いきなり割り込んできて。ジョンが倒れそうになったじゃない。」

ベルがそう言うと 男達がジョンを見て笑う

「ハハハッ!わりいわりい。わざとじゃねえぜ?まさかジョンが女と話しているなんて思いもよらなかったからよぉ。知らないやつかと思ったぜ。」

そういうと四人はクスクス笑う

「ジョンはこの失礼な男達と知り合いなの?」

ジェニファーがジョンに投げかける

「しょしょ職場の先輩です。おおおおお疲れ様でしゅ。」
「よお、相変わらず女の前だと緊張してどもっちまうか。」
「いいいえ、そそそんなことは。」
「ハハハッ、無理するな。ここは俺達に任しておいてバードウォッチングでもしてな。」

隣のガタイのいい男がつっこむ
「いや、もう夜になるから見えねえだろ。」
「アッハッハッハッハッハッ!!」

四人の男達がバカ笑いしている姿に何も言えないジョン
ミリガンは心配した様子で見守っている
そこにベルが口を挟む

「ごめんだけど、私達こちらの二人と話をしてるところなの。他を当たってもらえるかしら?」

笑い声が消える

「おいおい、こいつらを選ぶってのか?止めといた方がいいぞぉ?ジョンに至ってはな、十連敗してるんだぜ?ろくに会話もできずに終わってるんだ。やべえだろ?」
「あら、そうなの?それなら私達と同じね。私も九連敗してるの。似たようなもんじゃない。それにちゃんと話せてるけど。何も問題ないわ。」

ピシャリと言い返すと男達は何も言い返せなかった
しかし目の色は血走り怒りをたぎらせていた

「これ以上何もなければ、私達ゆっくり話したいから失礼していいかしら?」
「ふん、言わせておけばイイ気になりやがって!」

そういってベルの腕を掴むと強引に引き寄せた
ベルはよろけてその男の胸に倒れこむ

「ちょっと!何すんのよ!」

見かねたジェニファーが叫んだ

それを見てミリガンがキレた
黙って男の前に来ると思い切り男の頬に拳を打ち込んだ
あまりの速いパンチに誰も反応できず 気付いたら男が倒れていた

そして時間差で他の三人の男達が叫んだ

「おい!ローイ!しっかりしろ!」
「お前!やってくれたなぁ!」
「こんちくしょうめ!!」

そういってガタイのいい男がミリガンに殴りかかる
ミリガンとその男が取っ組み合いになり 一同騒然となる

周りの男女も何事かと駆けてくる

ジョンはオロオロして完全にパニックになっていた
今までミリガンが怒った姿を見たことがなく 想像させないくらい穏やかだった
だからどうしたらいいのか分からなかった

係りを務める老人達が駆け寄って叫ぶ

「おい!何事だ!鎮まらんか!」
「落ち着け!これ以上騒ぐと追い出すぞ!」

しかし頭に血が上った二人は周りの声など耳に入る様子もなく 地面に組伏せようとマウントの取り合いに必死だった

騒ぎは益々大きくなり イベントが一時中断する事態にまでなってしまった

そして老人達の必死の仲裁により ようやく二人は正気に戻り 落ち着きを取り戻した

気付いたら村のほとんどの人々が輪になり集まっていた
ジョンは恐怖のあまり動けなかった
ミリガンは血だらけになって息が上がっており動くことができなかった

ベルとジェニファーもどうしていいのかわからず立ちすくんでいた

老人の一人がジョンの元へやってきて外へ出ると事情聴取が始まり 他の老人達も事件の張本人達を会場の外へ引き連れ出ていく
老婆達は他の者達に呼びかけ イベントを再開させる
また少しずつ活気が戻るともとの賑やかな雰囲気になった

イケメン三人組も女性達をフォローしてまた上手く盛り上げていく

その中でジルが騒動を起こした連中をじっと見つめており 静かに小さく笑っていた
誰にも気付かれないように

さてさて
果たしてジョンとミリガンの運命やいかに

まだまだ続くよドラえもんスペシャル♪

はい。

↓毎度ながらクリックありがとうございますぅ~♪

お名前.com



コメント

タイトルとURLをコピーしました